先日、アイカツフレンズとプリチャンに録画機(HDMIキャプチャ)が設置されているという、香川県のとあるゲーセンまで行ってきました。
録画機がある店はたいてい、大阪や東京のような大都会ばかりなのですが、私が住む岡山の隣県でなおかつ、香川の中でも地方にあるゲーセンに設置されていたから驚きです。
そして意気揚々と現地の録画機にUSBメモリを差してみましたが、なぜかいくらやっても認識してくれませんでした。
目次
まずは結論。
今回、筐体に接続されていた録画機の型番は「AVT-C285」です。
これはUSBメモリのディスク形式を、GPTではなくMBRでフォーマットしなければ反応しないというものでした。
NTFSやexFATなど、ファイルシステムとは別ものです。
以下、その原因に気づくまでの経緯など。
今回使用したUSBメモリ。
上記の記事でも紹介した、容量が128GBもあり、なおかつ書き込みも高速なUSBメモリです。
1プレイ分録画すると、だいたい700MBくらい消費します。
安物のUSBメモリだと容量が少ないので、何回かプレイしていると、あっという間に満タンになって、それ以上録画できなくなってしまいます。
よって、以前から使用しているこのUSBメモリを、録画用として持っていくことにしました。
そもそもなんでプレイの様子を録画したいかと言うと、もちろん高画質でプレイの様子を見直したいから。
アイカツやプリチャンは様々なコーデを作れるので、みんなにも自慢のコーデを見てもらいたいもの。
でも、画面をカメラで直撮りしても、当然ながらキレイに撮れません。照明も反射しますし。
かと言ってゲーム自体には録画機能は備わっていません。
(アイカツに関してはスターズ1年目のときだけ、Youtubeにアップロードする機能があったのですが、残念ながら2年目からなくなりました。負担がかかりすぎたのでしょうか?)
プレイヤー側ではどうしようもないため、店側によって録画できるよう改造された筐体がある店まで行く必要があります。
USBメモリのフォーマットの仕方が悪かった?
今回使用と思っていたUSBメモリですが、先程の記事でも使用していたことから、もともとはテレビの録画のために使用していたものでした。
そのまま挿してもおそらく使えないので、事前にフォーマットしておく必要があります。
普段ならそのままPCにUSBメモリを差して、クイックフォーマットを行えば済むところ。

でもテレビに挿していたUSBメモリをPCに挿してみると、上の写真のようにドライブが4つも表示されてしまいました。(E~Hドライブ)
たった1つしかUSBメモリを挿していないにも関わらずです。
デバイス1つで4つのパーティションに分ける、そんなフォーマットをテレビ側で行われたのでしょう。
このままクイックフォーマットしても、パーティションは1つだけに戻るのか?筐体の録画機で使える状態になってくれるのか?
不安だったので、特殊な手段を使ってパーティションを1つに戻す作業を行いました。
Windows 10環境でUSBドライブ上のパーティションを削除する方法
上記サイトを参考に、パーティションの削除を行いました。
今回はコマンドプロンプト(cmd)を使用しての方法です。詳しい手順は上記サイトを参考にしてください。

なお、途中で「list disk」というコマンドを実行し、PCに接続されている全てのデバイスの容量を表示させる場面があります。
しかし、USBメモリだけでなく、PC内に存在するSSD2つも容量が128GBのため、list diskだけでは見分けが付きませんでした。
今回の場合、「select disk 3」「list partition」と入力すると、パーティションが4つ表示されたため、これがUSBメモリであることが判別でした。
そのままパーティションの消去を実行し、念の為クイックではない方のフォーマットもかけておきました。
そしていざ現地に向かってUSBメモリを挿してみましたが、いくらやっても認識せず。
その場でノートパソコンを使ってクイックフォーマットし直してみましたが、それでもダメでした。
録画機との相性が悪い?
今回、店舗に設置されていた録画機はおそらくこの機種です。
聖地として有名な秋葉原の「Hey」でも、同じ型が使われているそうです。
(アイカツに関しては5台も筐体が存在するうえに、すべて録画可能。でも平日であっても常に混んでいるらしい…。東京やばい。)
でも、この録画機に先程のUSBメモリを挿してもダメなのでした。
パーティションリセットもダメ。クイックフォーマットもダメ。もちろんファイルシステムをNTFSでフォーマット済み。
USB3.0も使える録画機なので、USB3.0だからダメというわけではなさそうです。
一緒にゲーセンに来た知人から、動作確認済みのUSBメモリを借りるという手もあるのですが、そうなると返す手間があります。
よって、すぐ側のカメラ屋から、新しくUSBメモリを買ってくることにしました。
こちらのUSBメモリはUSB3.0非対応で、なおかつ16GBしか入らない安物です。
これをノートパソコンからクイックフォーマットし、録画機に挿してみましたが、見事に認識して録画できました。
なぜ最初に挿した高性能のUSBメモリでは認識せず、こんな安物なら認識したのか。
結局謎のままですが、相性というものが存在するのでしょうか?
ディスクの形式がGPTだったことが原因。
録画機はファイルシステムがNTFS以外には非対応ですが、どうやらファイルシステムにも、ディスクの形式というものが存在するようです。
ディスクの形式にも、古い規格ではMBR形式と、新しい規格であるGPT形式という、2つが存在しています。
そして今回の録画機が対応しているのは、MBR形式だけ。
C825/ER130:GPTtoMBRHDD_20160213

まさかと思って、公式サイトのpdfに従って、問題のUSBメモリのディスク形式を確認してみます。

すると、思ったとおりUSBメモリのディスク形式はGPTでした。
どおりで、いくらやっても認識しないわけです。
つまり、新しすぎてダメだったということですね。こんなことがあるとは…。
そもそも、今回の件でMBRなどのディスク形式というものが存在することを、初めて知りました。
できれば今後のためにも、ディスク形式がGPTに対応している録画機が増えてほしいところです。
ほんとは、録画機そのものを設置している店が増えてほしいのですが。
録画の成果物、見ていって。
そんなこんなで、今回は結局新しい安物のUSBメモリを使うことで対応しましたが、映像も乱れることなく、無事に録画することができました。
Youtubeにもアップロードしているので、よかったら見ていってください。
両作とも、もっとオリジナルコーデを考えていきたいところですね…。
既存のコーデに縛られない、いろんなコーデからパーツを組み合わせたコーデ。
余談。プリチャンのキラっとボタンって…。

4月中頃から、プリパラがプリチャンに変わり、筐体左側に新しいボタンと排出口が増えました。
従来の小さい3ボタンと違って、ボーナスステージで使う左側の新しいボタンは大きいもの。
一方で、プリパラだったときはどんなレア度のカードでも、そこそこキラだったカード。

それに対してプリチャンになってからは、レア度の低いカードはキラになっておらず、レア度の高いカードはものすごくキラ。なおかつ左側の新しい排出口から発行されます。
そこで思ったのは、このプリチャンの左側、もしかしてかつて存在したオトカドールの生まれ変わりじゃないのかということ。

オトカはボタンのサイズが、手のひらでバンバン叩けるくらい大きいものでしたし、カードもレア度によってキラとそうでないもので分けられていました。排出口は同じでしたが。
そんなオトカも、今はもう置いている店舗がほとんどなくなってしまったので、もしかしてと思って…。いや、メーカは違うのですが。
なお、厳密にはオトカはまだ続いているのですが、ゲーム自体は去年夏からアップデートがなく、公式サイトの更新も先月初めで止まってしまいました。
今や見つけるのが難しいのですが、もしオトカが見つかったら、2~3回くらいやってみてください。決して悪くないゲームのはず。
追記。(2019/1/27)
記事タイトルを変更し、一部の記述を修正しました。
つい最近、普通二輪MTの免許取りました。夏が終われば大型も取りに行きたい。
いちおう、四輪MTの免許も持っています。クルマがないけど。
5年ほど岡山の田舎に、単身で生活していたこともありました。今は実家の事情で大阪に戻っていますが、将来はまた人混みのない生活に戻りたい。