MXGPのゲームの最新作が、2日前に発売となりました。
しかし起動してさっそく困ったことが、HDR対応モニターを使っている場合、HDRが強制的に有効になってしまううえに、オフにできないこと。
たとえWindows側の設定でHDRをオフにしていても、ゲームが勝手にオンにしてしまいます。
HDRが有効になっていると、画面が全体的に白飛びして見えるうえに、スクリーンショットも正常に撮れず、ゲーム起動時や最小化時に暗転が入って、バックグラウンドのウインドウの位置やサイズがむちゃくちゃに変えられてしまうので、まるでメリットが見当たりません。
よってHDRなんて使いたくないのですが、ゲームからオフにできないのでどうすれば…。
ところがこちらのスレッドに、対処法が書いていました。
MXGP PROという、MXGPの過去作のスレッドなのですが、こちらでも同様の問題が発生していたもよう。
その対処法も、さらに過去作であるMotoGP18のスレッドから引用されており、どうやらMilestone製のゲームでずっと残っている問題のもよう。
RIDE4ではこんなことなかったのですが…。
それはさておき、肝心の対処法です。
まずは下記のパスにあるファイルを、任意のテキストエディターで開きます。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\mxgp7\Saved\Config\WindowsNoEditor\Engine.ini
そして下記のテキストを最終行に追記して保存します。
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[SystemSettings] r.HDR.EnableHDROutput=0 r.HDR.UI.CompositeMode=0 r.HDR.Display.OutputDevice=0 r.HDR.Display.ColorGamut=0 |

MXGP2021を再起動してみましょう。HDRが無効化されているはずです。
あとは思う存分、飛んだり跳ねたりコケたりしましょう。
本当に解決してよかった…。危うく返品をキメてしまうところでした。そう思うくらい、HDRは実用性に大きく欠ける問題です。
Windowsがゲーム以外でも完全にHDR対応になって、なおかつ白飛び現象を解決してくれたら、HDRを使ってもいいのですが…。
追記。 (2022/5/29)
現在も上記のiniファイル編集をしなければ、HDRが強制的に有効になってしまう問題が解決していませんでした。
ただ単にゲーム内からオン・オフの設定を入れてくれるだけでいいのに…。