先日のベスパ販売店を見に行ったことにより、150ccのバイクを買うなら絶対にベスパにしようと決めたところですが、私の職場から歩いていける範囲にも、ベスパを取り扱っているバイク店がありました。
こちらのお店では、どのようなベスパを取り扱っているのか。お昼休みを利用して訪ねてみます。
珍しい旧車専門店。
今回訪れたのはこちらのBENE。
先日のモーターサイクルショーにも出展されており、そこでこの店舗およびベスパのことを知りました。

そのときは旧式のベスパが2台展示されておりましたが、店舗の入り口にはそれ以上の台数の、旧式のベスパがずらりと並べられております。
たしかにこれは、あのときみた古いベスパだ!クラッチがついてる。しかも、そのときはなかったカラーも。
会場ではないので、静かにじっくり眺められます。

店内一階は作業場となっていますが、そこにはさらに多くの台数が並べられています。
作業場だけあって、従業員の方はちょうどマシンの修理の最中であり、そのときにおじゃましてしまったのはちょっと申し訳ないのですが、中へ失礼いたします。
先日の展示のときはベスパだけだったのですが、店内には旧式のランブレッタも含まれています。
さすがに古いマシンだけあって年季が入って見えますが、色使いやデザインは現代のものと大きくは変わらない。
そしてやっぱり、その原付をそのまま大きくしたようなデザイン自体も、他のメーカーと被ることがほとんどない。
他のお客さんが、修理のために持ち込んだ古いベスパもありました。
新旧問わず、普段の路上でめったにベスパを見かけないので、今でも旧式のベスパに実際に乗っておられる方が居るというのが、なかなか実感が湧かないものの、事実ではあるのです。

T5という車種は初めて見ましたが、レース用に設計されているようで、125ccでありながら200cc並のパワーがあるんだとかなんとか…。
なお、旧式のベスパやランブレッタを実際に購入して乗る場合、もともとはイタリアの石畳の道路を走るために設計されたものだから、高速道路で走り続けるのは控えてほしいとのこと。
ガタガタ揺れる乗り味を楽しむものだとかなんとか。
もしベスパやランブレッタを買うなら、私は通勤や買い物、遠出などあらゆる用途に使いたいので、安全な新しい年式のものを選ぶと思います。(予算の面でも…。旧式は新車よりはるかに高い。)
それらが、いつしか旧車扱いの時代になってガタが来ても、安心して預けられる人たちが居る時代は続きそうな気がします。
自分のマシンを手に入れたあとにまた訪れて、ここの旧車と一緒に並んでみたいところです。
ところで、日本人というのはあまり他人と違うものを選びたがらないのか、ベスパやランブレッタを買ってもほとんど白を選んでしまうもよう。
(先日のベスパの店からの帰りでもベスパを見かけましたが、白でした。それ以外で、ベスパを路上で見かけたことなんてあったかな…。)
せっかく他の車種ではめったにないカラーがあるんだし、黄色とか赤も良いと思うんですけどねぇ。従業員の方も、色付きのベスパだそうです。
余談。近くの飲食店。
ベスパおよびランブレッタを見に行く前に、お昼の時間なのでまずは飲食店探しをしていたのですが、先程のバイク屋の近くに、昼でも開いている居酒屋を発見。
店内はカウンター席のみで、あと一席で満員というところをなんとか滑り込みで入れました。そのあと、入り口には行列が…。
日替わりランチを提供しており、この日はカツカレー。なんと500円。しかも、注文してからあっという間に出てくるうえに、ボリュームも充分。
家庭的なカレーでしたが、なんだかやたらとこだわったカレー屋のカレーより、私はやっぱりこういったいつものカレーの方が好きかも。
安い・早い・量があるの三拍子を兼ね備えている、会社員にとって非常に助かる店かもしれません。