十三峠展望台

十三峠展望台

真夏も終わり、自転車に乗ってても苦ではない気温になってきました。

これまで原付で通勤していたところ、今日から自転車通勤に切り替えました。

あんまり原付ばっかりだと体がなまるし、ガソリン減ったときに入れにいくのもめんどくさいし、いつも停めてる駐輪場でバイクのスペースが少なすぎて全部埋まることもしょっちゅうあるし…。

ただ、信号だらけ人混みだらけの大阪の都市部だと、たとえ性能の良い自転車に乗ってても本領発揮できず、ぶっちゃけ楽しくない。

5年近く田舎に移住していたため自然が恋しくなることもあり、かといってまたすぐ移住し直すこともできないので、せめて休日くらいは遠出したいと考えています。

そこで今回は、大阪府内を東の方に進んだところにある、八尾市内の十三峠展望台というところへ向かってみることにしました。

ただ、どのようなところなのかは、ルートくらいしか調べていません。

展望台という単語に惹かれただけで、あえてそれ以上は調べず、楽しみに取っておきます。

まずは、自宅から1時間くらいでしょうか。ふもとのコンビニまで到着。ここまではほぼ平坦なので、とくに苦労はありません。

ちょうど腹が減ったので、おにぎり2つ頂いて、運転再開。

コンビニから少し進んだところ。

坂道を登っている最中は、以前住んでいた田舎ほどではないけど、もはや大阪とは思えないほど田舎らしくなっていました。

でも上の写真のように、振り返るとここからでも都市が一望できました。やっぱり大阪だった。

マップのうえではどれほどの高低差があるのかわからず、かといってここまで来ておいて引き返すのももったいないと思い、移動続行。

すると、地名通りではあるのですが峠道に入ってしまい、ひたすら上り坂が続きます。

昔からまともに運動してこなかった自分にとっては、まともに自転車を漕ぎながら登れるものではなく、残念ながら降りて自転車を押しながら登りを進むことになりました。

もともと平坦な道だけ進むつもりで来ていたのですが、まさか登りがこんなに続くとは…。

峠だけあってか走りの人気スポットになっているようであり、チャリ・バイク・クルマ、あらゆる走り屋たちがたびたび私の横を通り過ぎていきます。

ブンブンとけたたましいエンジンを吹かしたスポーツカーや、ちゃんとヘルメットを被った自転車ライダーなど。

特に、私よりも大幅に歳を取ってそうなおじさまでも、全く止まることなく自転車で登っていく姿を見て、私もいつかはああならねばと…。(言うだけタダ。)

歩きで登り始めて約4~50分、展望台まで残りおよそ10分のところに、水呑地蔵院という寺を発見。

汗びっちょびちょで歩き続けていたため、ちょうど水筒を切らしてしまっていたので、名前のとおり存在している湧き水のおかげで本当に助かりました。

もうすぐ展望台という地点でしたが、ここからの見晴らしもなかなか。

気合を入れ直して、移動再開。

残り何分とわかってしまえば、あとは何とかなります。

そして無事に、十三峠展望台に到達。

ルートの高低差まで調べていなかったので、まさか初めは何十分も押して歩くハメになるとは思いませんでしたが、ただ眺めるよりも、苦労の末に眺めた景色の方が絶景に見えます。

(同じくここに停まってた赤いスポーツカーうらましかったな…。)

最後はお待ちかねの、ダウンヒルアタック!

といっても、むちゃくちゃに飛ばしたりはしません…危ないので。

ブレーキをかけつつ下っていきます。

ブレーキかけながらであっても、下りのスピード感は抜群です。町中では絶対に味わえない体験です。

これまでの疲れが、一気に吹き飛ぶことでしょう。

ゲームですが、ライダーズリパブリックとかDescendersで遊んだあとだったので、やりたかったんですよ。リアルでこういうのが。

今回はこれで終わり。

展望台よりもさらに先はあるのですが、私の今の体力じゃこれ以上、自転車ではもうきつい…。

今度は原付でその先に進んでみようかな。