モニターが接続されていないManjaroにVNCで接続すると、画面が真っ暗になるときの対処法。

モニターが接続されていないManjaroにVNCで接続すると、画面が真っ暗になるときの対処法。

アイキャッチは解決後の様子…。

発生時の状況。

たのにち・日記 2022/12/17
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先日の日記に書いたとおり、新しく購入したPCにManjaroというLinuxのOSをインストールし、x11vncをインストールして、メインPCのWindowsからリモート作業できるようにしました。
昨日の時点で最低限やりたい用事は終わったのですが、今日も無事に動いているかどうか心配になったのでVNCを開いてみると…あれ?画面が真っ暗…。

どうやらモニターが接続されていないと、VNC接続したときに画面に何も出てこないようです。
先日の時点では、モニターとつないだ状態で作業しておりました。

対処法。

wiki.archlinux.jp

ManjaroはArchLinuxをベースとして制作されているOSなので、ArchLinuxの情報もけっこう役立ちます。
上記ページの「モニターの設定」の章に従って、設定を施します。
「xf86-video-dummy」というドライバーをインストールする必要があるのですが、Manjaroならば最初からインストールされているかと思います。

まずは下記パスのファイルを、お好きなテキストエディタで作成します。
管理者権限でなければ保存できないファイルですが、管理者ではないアカウントでも、保存時におそらく管理者パスワードの入力を求められるので、とくに問題ないかと。

/etc/X11/xorg.conf.d/10-headless.conf

そしてそのファイルに、下記の内容を入力して保存します。
改造の部分など、環境によっては変えないといけない箇所もあるかと思いますが、当環境ではこのままでもOKでした。

あとはいったんPCを再起動して、メインPCからVNC接続し直せば、おそらく画面が表示されるようになっているはず。