Adobe Indesignで、Illustratorのaiファイルを配置したときに、余白が出てしまうときの対処法。

Adobe Indesignで、Illustratorのaiファイルを配置したときに、余白が出てしまうときの対処法。

問題発生までの経緯。

仕事のうえで、Illustratorを使用してとあるカタログの各ページを作成しているのですが、ページ番号の入れ替えが発生した場合、以前まではaiファイルの名前をいちいち書き換えるという、猛烈に手間のかかるやり方をしていました。

ところが、同じくAdobeのIndesignを使えば、画面を見ながらドラッグアンドドロップでaiファイルのページの並び替えができるじゃないですか!どうしてもっと早く気が付かなかった!
各ページにaiファイルを配置して、もし内容の変更があれば、もととなるaiファイルの方を更新すれば、Indesignの方にもすぐ反映されます。

一つつまづいた点として、aiファイルを読み込むとなぜか、想定していない余白が発生すること。
そのせいで、Indesignの方もIllustratorの方もA4で作成していたのですが、配置してもはみ出してしまい、ずれが発生してしまいます。

対処法。

aiファイルを配置する際、まずはいったん「ファイル」→「配置」へ進んで、「読み込みオプションを表示」にチェックを入れて開きます。

トリミングが「バウンディングボックス(表示中のレイヤー)」となっていたのですが、それ以外に変更することで、余白が出なくなりました。
以降は、読み込みオプションを変更しない限り、aiファイルを直接ドラッグアンドドロップしても、同じ設定が有効になります。
なお、今回は主に「Art」を選択していたのですが、ファイルによっては逆にトリミングしすぎるときがあったので、その場合は「仕上がり」にしています。むしろ、こっちの方が安定かも。

余談。

それにしても、つい先日の日記にてAdobe CCを解約したと書きましたが、その途端にこんな便利がものが見つかるとは…。
とはいえ、こういったカタログの作業をしているのは職場での話です。自宅では使うことなかったので。

あと、Indesignはマウスホイールのみでキャンバスの拡大縮小できないんですか…?フォトショやイラレでは設定を変えたらできるのに、 Indesignではそれが見当たらない。
どうしてこうAdobeは、アプリごとに操作性が統一されていないのか。オブジェクトの拡大縮小だって、イラレはShiftを押しながらで比率固定になるのに、フォトショだとShiftを押さないときが比率固定となって、わけわかめ。