RIDEやMotoGPなど、バイクのゲームでおなじみのMilestoneから、SBKというシリーズが新しく発売されました。
ただ、どういうわけかMilestoneのゲームはいつも、グラフィック設定周りに不具合を抱えていることがけっこうあります。
まず起動すると、いきなりHDRが有効になっていて画面が白く飛んでしまっているのですが、 MXGPのときと違ってそれは最初のオプションですぐ変更できるので解決。
しかし、そのあと別の問題が…。
対処法。
ウィンドウモードをオンにすればOKでした。つまり、フルスクリーンの解除です。
切り替えただけではウィンドウモードにならないことがありますが、その場合はいったんゲームを再起動。
これで、はっきりくっきりの4K状態になっているはずです。また、ウィンドウとディスプレイ解像度が同じになったためか、自動的にウィンドウのタイトルバーがない疑似フルスクリーン状態となっていました。
なお、おそらくWindows側でスケーリング設定を100%よりも上に設定しているときに限ると思われますが、解像度4Kのウィンドウモードにすると、ディスプレイよりもはるかに大きいウィンドウとなってしまい、画面外にはみ出してしまいます。
特定のアプリに対して、スケーリングを無効化する設定を有効にすることで対処できます。





これで、画面外にウインドウがはみ出るのがなくなり、疑似フルスクリーン状態になるはずです。
ただ、面倒であるうえにフルスクリーンじゃまともに遊べないままなので、早く修正してくれることを願いたいです。
余談。
以下は、不具合とは別のただの愚痴ですが…。

満を持して(?)登場したSBKですが、ゲームの流れはぶっちゃけほとんどMotoGPと同じです。UIまでほとんどそっくり。
実在の大会をテーマにしている以上、何周もかけてスタッフにマシンの強化を任せて、レースの日が来たら何周も回ってテストして、評価が貯まればもっと良いチームに入れてもらったり…といった流れは変えようがないとは思いますが…。
ただ、私にとっては、こういったマネジメント要素は、ただめんどくさいようにしか思えなかった。
とにかく思うことは、早く走らせてくれ、レースをさせてくれと。

おまけに、これはMotoGPでも共通の問題なのですが、タコメーターがアナログの回転計ではなく目盛り表記になっており、今どれだけ回転数があるのがいまいち把握しづらく、マニュアル操作によるギアの上げ下げが難しい。
(最終的にはエンジン音でギアの上げ下げのタイミングを図るのが一番良いのですが、やはり慣れないうちはわかりやすいメーターが欲しい。実在のマシンでもこの表記であるなら、リアリティのため仕方ないとも言えますが…。)
とくに前準備不要で、膨大に用意されたレースを、好きな順番で淡々とこなしていけるRIDE4の方が、私にとってはやっぱり楽しかった。出てくるマシンも馴染み深い公道用だし。
実在選手や、一般的には販売されないレース用特注マシンのファンでもなければ、無理してSBKやMotoGPをやらなくてもいいんじゃないかな…。
(MXGPやSupercrossはオフロードものでありジャンルが別物なので、これらだったらやってもいいかな…。日本語がないのがきついけど。)
とりあえず、RIDE5はまだですか?いつかそれが来ることを期待して、お布施の気持ちで同社の新作をホイホイ買っちゃうんですよね。
どれも操作が難しいのは相変わらずですが、バイクの挙動をもっとも再現しているのは、やはりここだと思うので。

クルマやバイクのゲーム、ニッチな端末いじり、ランチ・モーニング巡りにお熱です。