コイカツにBepInEX5を導入する方法。

コイカツにBepInEX5を導入する方法。

コイカツに様々な機能を導入する、BepinEX。

そのバージョン5が先日公開されました。

今現在は導入しても、あまり新しい機能は追加されないのですが、今後更新されるプラグインはバージョン5を前提としたものになると思われるので、今のうちに導入しておきたいところです。

ただ、バージョン4からの更新が意外とややこしく、ダウンロードページのテキストどおりに進めてもなぜかうまくいかないので、本記事にて手順をまとめておきます。

BepInEX5本体を導入する。

BepInEx 5 build 161 for KK | ManlyMarco on Patreon

まずは上記リンクから、zipファイルをダウンロードしましょう。

zipファイルを解凍すると、上記のような構成になっています。

これらをそのまま、コイカツ本体のフォルダに入れましょう。

念のため、以前のBepInEXが導入済みの場合は、別の場所に退避させておくことをおすすめします。

もしバージョンの移行に失敗しておかしな状態になっても、すぐに戻せるようにするためです。

BepisPlugins r12.1を導入する。

先程のだけではまだ足りないので、続けて他のプラグインを動かすためにほぼ必須になるであろうプラグインも導入します。

A collection of essential BepInEx plugins for games made by Illusion. – Release …
github.com

BepisPluginsの現在の最新版はr12.1であり、それまでのバージョンとはファイル構成が大きく異なっています。

具体的には、新しく追加されたプラグインと、削除されたプラグインが存在します。

まずは上記リンクから「Koikatsu_BepisPlugins_r12.1.zip」をダウンロードします。

解凍すると上記のような構成になっており、以前から使用している人には馴染み深い、sideloaderやscreencapも含まれています。

すべてのプラグインが「KK_BepisPlugins」というフォルダに収められているので、それをコイカツ本体側の「BepInExplugins」フォルダにそのまま設置しましょう。

BepInEX5から、pluginsフォルダの中にさらにフォルダを入れても、プラグインを認識してくれるようになったので、プラグインの整理がしやすくなりました。

上記のように「KK_BepisPlugins」というフォルダを作っておけば、その中にあるものはすべて、BepisPluginsのものだけということがわかります。

古いBepisPluginsを削除する。

もし以前のBepisPluginsが残っている場合、このままゲームを起動すると衝突してエラーになるので、削除する必要があります。

まず、先程のダウンロードページを見てみると、今回から不要になったプラグインにはremovedと書かれているので、それを見ると何が削除されたのかがわかります。

よって、それを取り除く必要があります。

ただ、もちろん現在も使われているプラグインであっても、古いバージョンは削除する必要があります。

しかし、もうPluginsフォルダにはいろんなプラグインが混ざってしまっているため、どれがBepisPluginsのものなのかわからない…。

A collection of essential BepInEx plugins for games made by Illusion. – Release …
github.com

というときは、いったん古いバージョンのBepisPluginsをダウンロードしましょう。

その中にあるプラグインと同名のものを、Pluginsフォルダからすべて削除してしまえばOKです。

なお、BepisPlugins r12.1から不要になったもののうち、「MessageCenter」および「ConfigurationManager」というものがあります。

上記2つに関してはBepInEX本体側に組み込まれることになりました。

MessageCenterに関しては「BepInEx.MessageCenter」という名前になっており、ConfigurationManagerはdllだけでなくxmlファイルも付いています。

よって、BepInEX本体導入時に入れた上記のプラグインは、うっかり消さないようにしましょう。

XUnity.AutoTranslatorも導入する。

実は先程までの手順だけでは、起動時にエラーが出てきてしまいます。

古いプラグインがジャマしているということではなく、まだ何かが足りていないということです。

BepisPlugins r12.1のダウンロードページにも書いていたとおりなのですが、「XUnity.AutoTranslator」というものも合わせて必要な仕組みに変わりました。

現在のバージョンは4.6.1です。

Contribute to bbepis/XUnity.AutoTranslator development by creating an account on…
github.com

上記リンクにて、ダウンロード先が複数あるのですが、今回はBepInEX5なので、それに対応した「XUnity.AutoTranslator-BepIn-5x-4.6.1.zip」をダウンロードします。

解凍すると上の画像のような構成になっているので、そのまま対応するフォルダに入れましょう。

勝手に翻訳されてしまうのを無効化する。

XUnity.AutoTranslatorを導入することで、起動時にエラーは出なくなるものの、代わりにUIが勝手に英語に翻訳されてしまいます。

海外ユーザにとってはありがたい機能だと思われますが、もとから日本のゲームなので、日本人にとっては不要な機能です。

本当に最低限必要なプラグインは、XUnity.AutoTranslatorではなく、それと一緒についてきた「XUnity.ResourceRedirector」の方です。

名前からもわかるとおりXUnity.AutoTranslatorは翻訳に関するプラグインなので、これをフォルダごと消してしまいましょう。

これで勝手に翻訳されてしまうのは防げましたが、今度は翻訳がないといった感じのエラーが出てくることがあります。

そのまま放っておいてもゲームができないことはないのですが、起動時に毎度出てくるのはやはりジャマです。

KK_Plugins Bepinex 5 update | DeathWeasel on Patreon

その原因としては、BepInEX5向けの様々なプラグインの詰め合わせを、上記リンクからダウンロードして導入したのがまず一つ。

決してすべてのプラグインが原因というわけではなく、その中の一つ「KK_TextResourceRedirector.dll」を導入してしまったことが原因でした。

これとXUnity.AutoTranslatorと合わせて翻訳が行われていたようで、KK_TextResourceRedirectorも削除することで、ようやく起動時のエラーはなくなり、完全にBepinEX5に置き換えた環境となりました。

これで、これからのプラグインアップデートを受け入れる体制は万全です。